ちょっと話がさかのぼってしまいますが、妊孕性温存をするなかで感じた副作用などについて。
些細なものも含めて記録しておきます。
妊孕性温存は、病院や症状によって細かい部分でやることが変わってくると思います。
あくまで症例のひとつとして見てください。
妊孕性温存をやることにした理由についてはこちらの記事をご覧ください。
卵巣過剰刺激症候群
私は卵巣が腫れる程度で済んでいるのですが、代表的な副作用なので記載します。
より多く採卵をするために卵巣を刺激した結果、卵巣が腫れてしまう場合があります。
その結果、女性ホルモンが過剰に分泌され、胸やお腹に水がたまってしまいます。
症状が酷い場合、入院が必要になります。
食欲の増進・体重増加
ここからは私が感じたものです。
卵巣を刺激する注射を打っている間、明らかに食欲が増していました。
しかも、暑い季節だというのに脂っこいものが食べたい。
普段在宅ワークで、通院のため普段より歩く距離が伸びていたのですが、それでも体重が3kgほど増えてしまいました。
妊孕性温存が終わったあと、自然に食欲と体重は戻ったので、治療の影響だったのかなと思いました。
肌荒れ
かなり顕著でした。
注射をしているあ間は、口・顎まわりの吹き出物が明らかに増えました。
しかも結構悪質で、赤ニキビ・黄ニキビになってしまっていました。
マスクをしている時間に関しては、妊孕性温存のあとも、乳腺外科の診察で通院は続いていたので、あまり影響はなかったと思います。
妊孕性温存でホルモンバランスが変わった影響だったと思います。
卵巣の腫れ・腹痛
これは卵巣を刺激する注射の間というより、採卵の後のことです。
採卵中が痛いのは、レポートに書いた通りです。
レポートにも書いていますが、採卵後から生理痛の強いバージョンのような痛みとの戦いが始まりました。
採卵後から徐々に痛みは弱くなってくるのですが、1日経ったあたりからしばらく、痛さは平行線をたどりました。
最初に書いた卵巣過剰刺激症候群というほどではないですが、私も卵巣が腫れていました。
それ用に薬はもらっていましたが、ゴロゴロ痛い感覚が残ったのは、卵巣の腫れの影響だったと思います。
以上が私が感じた副作用でした。
生活に支障が出たのは腹痛のみでしたが、ホルモンバランスが変わったことは実感しながらの妊孕性温存でした。
人によって症状はそれぞれだとは思いますが、これから妊孕性温存・卵子凍結をする人のイメージ作りの役に立てば良いなと思います。
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