PET/CT初体験の記録

2021/06/27

乳がん


前回の記事で書いたとおり、全身の検査をすることになりました。

乳がんの様子が見えてきた

前回、乳がんの様子を見るためにMRIを受けてきました...

catssilvervine.blogspot.com

その検査のために、PET/CT検査というものを受けてきたので、その記録です。

PET/CT検査とは

日本語に訳すると、PETは「陽電子放出断層撮影ようでんしほうしゅつだんそうさつえい)」だそうです。

MRIは磁石の力で体内の様子を画像化するのに対し、CT検査では放射線を使って体内の様子を画像化します。

通常のCT検査では頭、腹部、などというように身体の一部を対象に検査をしますが、PET検査では全身を一度に検査することができます

がんがブドウ糖をたくさん消費する特性を活かして、ブドウ糖を注射して撮影をするらしいですが、そろそろ私の理解力が追いつかなくなってきました。

詳しく気になる方は調べてみてください。

検査の流れ

事前準備

検査の6時間前から、糖分を含むものは口にすることができません

糖分を含まない水やお茶はOK。
むしろ水分はある程度取っておいた方が良いようです。

薬の服用については基本的には普段通りです。
糖尿病の薬などは服用できないようなので、事前に確認すると良いと思います。

激しい運動も避けた方が良いようです。

MRI同様、金属を身に着けたままの検査は基本的にNG

私は自力で外せなかったボディピアスを一部つけたまま撮影してもらいましたが、画像が鮮明に撮れない場合もあるようなので、なるべく外しましょう。

化粧については特に指示はありませんでしたが、厳しいところだと「ラメ入りのものは駄目」なんて病院もありました。
すっぴんや、ファンデーションだけで行くのが間違いないと思います。

検査前

病院について、検査着に着替えます。
ショーツ以外は全部外すイメージです。
脱ぎやすい格好で行った方が良いと思います。

身長体重を測り、看護師さんの問診を受けます。

検査エリアに案内されてから、血糖値の測定の後、検査薬を注射されます。

そして待機スペースに案内されて、そこから1時間安静にします

この間、本や新聞を読んだり、スマートフォンをいじったりするのはNG。
目を集中して使うとブドウ糖が集中してしまうらしいです。

私の行った病院では、備え付けのテレビを見ることはできたので、それで過ごしました。
これも極端に画面に近づいて見てしまうと意味が無いとは思いますが。

待っている間は、水分を取ることができます。
ある程度取っておいた方がきれいに撮影できるようなので、無理のない範囲で飲むようにしましょう。

1時間たつと、トイレに行くよう指示されます。
促されるままトイレに行き、検査室へ。

検査

広い検査室に入ると、どどーんと大きな機械が目に入ります。
とはいえ、MRIよりはスッキリ、コンパクトな印象です。

台には頭をはめる場所があって、そこにあわせて横になります。

腕を身体の前に持ってきた状態で、大きなベルトのようなもので全身を固定されます。
ミイラになった気分。

あとは台に乗せられたまま撮影が始まります。

MRIと違って大きい音も鳴らないし、特に驚く要素はありませんでした。

途中、息を10秒ちょっと止めるよう指示がありました。
苦しくなるような時間でもないので、検査師さんの指示に従えば大丈夫です。

そんなこんなで検査は終了。
20分程度だったと思います。

検査後

待機エリアに戻り、今度は20分くらい安静にします。
検査前と同様、テレビを見て過ごすのですが、20分くらいならあっという間に感じます。

そこまでで特に身体に異常が無ければこれで終わり。

検査着から私服に戻り、お会計をして終了です。
受付からだと、全部でだいたい3時間くらいでした。

検査後は身体から放射線が出ているので、検査当日は妊婦さんと子供とは近くでコミュニケーションを取らない方が良いようです。

検査薬がスムーズに排出されるように、水分はしっかりとるようにしましょう。

あとは普段通りの生活をして大丈夫です。


まだこの記事を書いている時点では結果が見られてないのですが、今見つかっているもの以上のものが見つからないことを祈るばかり。
まあ、もし見つかってしまっても、早く見つかって良かった、と思えるようになっておきたいですね。



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