7月の末から、乳がんの手術前の治療で化学療法(抗がん剤)をしていました。
前半の3カ月間の抗がん剤はドセタキセルを投与。
そして現在、後半の3ヶ月はFECという抗がん剤を投与しています。
点滴は3週間に1度、計4回。
このブログ記事では3クール目に出てきた副作用について記録しておきます。
3クールは毎日の記録はブログには残しませんが、1クールと似たような流れなので「FEC」カテゴリの記事をご覧ください。
前回、2クールのまとめはこちら。
出た副作用について、それぞれ点滴を打って何日目に出たか、どういう症状だったかを書いていきます。
あくまで一例として見ていただければと。
文の使いまわしが多いのはご容赦ください。
アレルギー反応
点滴をした夜に、喉の腫れが気になりました。
その日のうちには収まって、生活には支障がでない程度の弱いもの。
強くアレルギー反応が出る人は、点滴中や直後には反応が出るようです。
吐き気
点滴当日の夜から7日目にかけて。
吐き気止めの効果が薄れてくるのか、当日の寝る前くらいには胃がムカムカしています。
例えるなら、車酔いになったような感じ。
臭いや疲れなどちょっとしたきっかけでオエッとなります。
そして電車移動している時にスマホをいじっていると気持ち悪くなる。
この状態が1週間ちょっと続くので、けっこう辛いです。
味覚の変化
2日目から始まって、8日目にはおさまっていました。
真水が変な味になるところから始まります。
ドセタキセルの頃から処方されているハチアズレ顆粒をもっと変にしたような味がしました。
前回発見した酢飯の安定感に今回も助けられました。
納豆巻きやいなり寿司など。
甘いものも安定して食べられました。
アイスやゼリーは美味しくて、ジュースで水分補給をしていました。
お茶系が飲めなかったのでかなり救いになりました。
あとはジャンキーな味のもの。
ポテトチップスとか、カップ焼きそばとか。
食べられる人が多いらしいけど駄目だったのはカレーでした。
この味覚が変な状態がしばらく続いたのですが、一度駄目だったものは吐き気が治まるまで試せません。
食欲不振
味覚が変わるのにつられてどうにも食べようという気が沸かなくなりました。
吐き気と味覚の変化が合わさって、食に対してすっかり消極的に。
流石に食べないわけにはいかないので、時間になったら食べられそうなものを機械的に食べる、という状態でした。
この食に対して消極的な状態がなかなかにメンタルに響きます。
便秘
3、4日目は排便がありませんでした。
5日目にマグミット錠を飲んだら解消。
下痢
便秘が解消された直後は軟便・下痢傾向。
元々軟便傾向なので、100%副作用とは言い切れないのですが、他にも数日下痢の日がありました。
ドセタキセルの時から引き続き整腸剤を処方してもらって服用しています。
これのおかげでかなり症状は抑えられてます。
倦怠感
4日目から8日目にかけて。
食欲不振と相まって気力が足りず、身体が重い。
生活に支障が出る。
今回はデカドロン錠の覚醒の力も空しく、どんどん無気力になっていきました。
8日目からだんだん倦怠感は抜けていきました。
切り替わりがわかりやすいです。
脱毛
1クールからずっと続いています。
最初に気になっていたのは髪の毛でしたが、徐々に眉毛や睫毛も気になるように。
下睫毛はかなり抜けてしまったのですが、入れ替わりで生えてくれている毛もあるので、なんとかすっぴんでも多少歩けるかなという感じ。
爪の変化
2クールから出ている症状です。
これはFECの副作用というより、ドセタキセルの副作用が遅れてやってきたものかもしれません。
黒くなって巻きつつあった足の爪。
巻き爪はだんだん悪化してしまっています。
血管痛
FECはかなり血管に刺激が強いようで、点滴中にも痛くなるのですが、とうとう目に見えて血管が黒く、触ると固く、痛むようになってしまいました。
点滴直後だけではなくこの状態が4クールを終えた今もずっと続いています。
もちろんそんな血管は点滴では使えないです…
まとめ
FECの3クールでも吐き気・味覚の変化が辛かったです。
最初の1週間を乗り越えれば、多少の副作用は残りますが、過ごしやすくなりました。
抗がん剤もとうとう残り1クールになりました。
やっとおわると思うととても嬉しいですね。
また記録は残したいと思います。
2022.1.17 追記
FEC4クールの副作用レポートを書きました。
良かったら見てください。
Twitter → @777_Kanata
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