前半の3カ月間の抗がん剤はドセタキセルを投与。
そして現在、後半はFECという抗がん剤を投与されています。
点滴は3週間に1度、計4回。
1クール目で出てきた副作用について記録しておきます。
毎日の記録は、「FEC」ラベルの記事をご覧ください。
出た副作用について、それぞれ点滴を打って何日目に出たか、どういう症状だったかを書いていきます。
あくまで一例として見ていただければと。
アレルギー反応
点滴をした夕方頃から、喉の腫れが気になりました。
その日のうちには収まって、生活には支障がでない程度の弱いもの。
強くアレルギー反応が出る人は、点滴中や直後には反応が出るようです。
吐き気
点滴当日の夜から8日目にかけて。
吐き気止めの効果が薄れてきたのか、当日の寝る前くらいには胃がムカムカしています。
例えるなら、車酔いになったような感じ。
臭いなどのちょっとの刺激でオエッとなります。
そして電車移動している時にスマホをいじっていると気持ち悪くなる。
この状態が1週間ちょっと続くので、けっこう辛いです。
味覚の変化
2日目から始まって、10日目にはおさまっていました。
真水が変な味になるところから始まります。
ドセタキセルの頃から処方されているハチアズレ顆粒をもっと変にしたような味がしました。
上手く説明できないのですが…
このハチアズレ顆粒の味がどうにも受け付けなくて、吐き気もあって飲めません。
そこから味の薄いもの全般が思った味ではなくなってしまい、味のはっきりしたものしか食べられなくなります。
お茶もだめ。
例外は甘いものでした。
アイスや果物、ゼリーは美味しくて、りんごジュースで水分補給をしていました。
これがかなり救いになりました。
この味覚が変な状態がしばらく続いたのですが、一度駄目だったものは吐き気が治まるまで試せません。
ラスボスのような存在だった真水を飲めたのは10日目でした。
食欲不振
独立させて書かなくても良さそうですが一応。
5日目から8日目頃が顕著でした。
吐き気と味覚の変化が合わさって、食に対してすっかり消極的に。
流石に食べないわけにはいかないので、時間になったら食べられそうなものを機械的に食べる、という状態でした。
この食に対して消極的な状態がなかなかにメンタルに響きます。
植物になったようと言うと極端ですが、大きく悲しむことはなかったものの、淡々と暗めの思考が続いていました。
便秘
4日目は排便がありませんでした。
5日目にマグミット錠を飲んだら解消。
下痢
便秘が解消された直後は軟便・下痢傾向。
元々軟便傾向なので、100%副作用とは言い切れないのですが、他にも数日下痢の日がありました。
ドセタキセルの時から引き続き整腸剤を処方してもらって服用しています。
これのおかげでかなり症状は抑えられてます。
関節痛
5日目だけですがありました。
腰や脚、背中あたりを中心に、骨がミシミシと軋むような、ズキズキするような痛み。
ひどい人だと歩けなくなってしまうようですが、そこまではいきませんでした。
3日目にジーラスタという白血球の減少を抑える注射を打っています。
その副作用としても関節痛があるようなので、その影響も大きいようです。
倦怠感
5日目から9日目にかけて。
食欲不振と相まって気力が足りず、身体が重い。
こういう時は無理をしないで動かない方が良さそうです。
生活に支障が出る。
4日目まで服用していたデカドロン錠が無くなると、倦怠感がでる人がある程度いるようですが、私もそのパターンでした。
不思議と9日目にスッと倦怠感は抜けていきました。
切り替わりがわかりやすいです。
脱毛
13日目頃から頭皮の痒みが気になり、17日目から頭の脱毛が始まりました。
はじめはパラパラ、だんだんケア帽子にたくさん髪が付くように。
抗がん剤前半のドセタキセルの時と違い、そもそもの髪の量も少なく、私は1度剃っていたので長さも短いです。
なので部屋が毛だらけになったり、お風呂で排水溝が詰まりそうになったりはしません。
常にケア帽子を被っていれば毛が舞うことも少ないので過ごしやすかったです。
まとめ
FECの1クールでは吐き気・味覚の変化が辛かったです。
それに伴って良くない連鎖ができてしまったので…
それも9日目までやりすごせば、メンタル面から回復しました。
今回でまたサイクルが見えたので、残り3回も頑張れそうという気持ちになっています。
2クール以降は、クール毎にレポートを残していきます。
なんとかめげずに乗り切れますように。
2021.12.5 追記
2クールの副作用についてブログ書きました。
良かったら見てください。
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