7月の末から、乳がんの手術前の治療で化学療法（抗がん剤）をしています。
前半戦の抗がん剤はドセタキセルを使用。
点滴は3週間に1度、計4回を予定しています。
ここまでで、2クール、点滴2回目のサイクルを終えました。
2クール目で出てきた副作用について記録しておきます。
日ごとの記録は、2クール目ではブログにまとめていませんが、流れとしては1クール目と近いので、ドセタキセルラベルからそちらの記事をご覧ください。
1クールの副作用まとめはこちらをご覧ください。
catssilvervine.blogspot.com
出た副作用について、それぞれ点滴を打って何日目に出たか、どういう症状だったかを書いていきます。
こうやってまとめていてなんですが、私はかなり副作用が軽いようです。
参考になるのでしょうか…
アレルギー反応
点滴をした夕方頃から、
- 胸が痛い
- 喉がイガイガする
- 鼻水がでる
といった症状がありました。
翌日には症状も無くなっており、本当に軽いもので、問題があるレベルの反応ではありませんでしたが、出たは出たので一応。
強く反応が出る人は、点滴中や直後には反応が出るようです。
口内炎
3日目から9日目にかけて。
舌の側面や、噛んでしまいそうなあたりの違和感が続きました。
今回も、ハチアズレ顆粒でうがいをすることで対処。
そのおかげもあってか、本格的な口内炎にはなりませんでした。
違和感が無くなってからはうがいもしていませんが、このクールの間は再発していません。
便秘
3日目は排便がありませんでした。
丸1日でなかった時点で、翌日にはマグミット錠を飲みました。
そうしたらすんなり解消。
早めのお薬は大事だと思いました。
下痢
便秘が解消された後は下痢が続きました。
普段から軟便・下痢傾向なので、副作用との切り分けが難しいです。
良いのか悪いのかは分かりませんが、手持ちの整腸剤で対処していました。
頭皮の湿疹
実は1クールの最後からポツポツと湿疹が発生。
1クール目と比べるとだいぶマシですが、痒みも伴っていました。
リンデロンVGローションという塗り薬をもらっていたのでそれで対処。
痒み自体は10日目頃にはおちついていましたが、ポツポツが気にならなくなったのは17日目頃。
だいぶ長引きました。
関節痛
1クールと同じく4日目から8日目にかけて。
腰や脚、背中あたりを中心に、骨がミシミシと軋むような、ズキズキするような痛みがありました。
後述の倦怠感も重なって本当に動きたくない。
ひどい人だと歩けなくなってしまうようですが、そこまではいきませんでした。
3日目にジーラスタという白血球の減少を抑える注射を打っています。
その副作用としても関節痛があるようなので、その影響も大きいと思われます。
倦怠感
これも1クールと同じく5日目から9日目にかけて。
とにかく身体が重い。
トイレや食事など、最低限のことだけ済ませてじっとしている日が続きました。
2クールでも一番つらい副作用は倦怠感だったと思います。
ただただじっとして、骨はミシミシ軋んで、という辛い時間。
4日目まで服用していたデカドロン錠が無くなると、倦怠感がでる人がある程度いるようです。
今回も不思議と9日目の夜くらいにスッと倦怠感は抜けて、普段通りの生活が送れるようになりました。
切り替わりがわかりやすい。
発熱
前回は無かったのですが、6日目と10日目にありました。
いずれも寝る前に体温を測ったら37度台後半。
カロナールを飲んで寝たら、翌朝には平熱に戻っていました。
味覚の変化
今回は10日目にポカリスエットが苦いことに気づきました。
20日目に再度チャレンジしたところ、普通に美味しく飲めたので、味覚もクールの終わりに回復するのかもしれません。
脱毛
1クールでだいたい抜けきってしまっていたので、気にならない程度でした。
顔や身体の毛が、ゆっくり抜けていきます。
爪の変化
爪の付け根の炎症が度々起こっていました。
同じ場所の皮がペラペラむけることも。
だいたい保湿をサボっていると腫れるので、保湿は大事。
爪自体の変化は今のところ起こっていません。
しびれ
継続しては起こっていないですが、4回ありました。
特にどこも圧迫されていないタイミングで手や足がビリビリ。
1～2分でおさまりました。
生活には影響がでていません。
これは副作用と言って良いレベルなのか。
まとめ
2クール目も、辛かったのは関節痛と倦怠感でした。
髪の毛の脱毛が無かった分、インパクトには欠けます。
たくさんフォローしているわけではないですが、Twitterを見ていても、自分より副作用が軽い人が見当たらない印象です。
9日目あたりまでを乗り切れば、あとは普通に生活できています。
あくまでこれくらいで済む人もいるんだくらいで、ご参考までに。
治療の経過
3クール目に入る前に、エコーで現在の乳がんの様子を見てもらいました。
その結果を最後に残しておきます。
結果ですが、がんの面積はあまり変化がありませんでした。
ただ、厚みが減っていた、平べったくなっていました。
抗がん剤がちゃんと効いていたということです。
自分でさわっていても、なんとなくしこりが奥に移動したような感覚でした。
厚さが減っていたので、その感覚はあっていたようです。
髪を失ったりなんだり、他の人よりは軽いとはいえど、副作用と戦ってきたかいがありました。
残り2クールも頑張ります。
3クールの副作用レポートも書きましたので、ぜひ見てください。
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