告知から一カ月、また乳腺外科の診察を受けてきました。
そこで、今後の治療方針が決まったので、その内容を記録します。
前回の内容はこちら。
今回は地元から母が付き添いに来てくれていたので心強かったです。
診察
左脇リンパの細胞診の結果
前回のエコーで左脇のリンパに腫瘍が見つかりました。
検査の結果、その腫瘍もがんであることがわかりました。
左胸から左脇に転移していた、ということです。
PET/CT検査の結果
リンパへの転移の可能性があることから、身体の他の場所への転移が無いかを、PET/CT検査で見てもらいました。
結果、もともとわかっていた左胸、リンパ以外への転移はありませんでした。
これで一安心です。
本当に良かった。
遺伝子検査の結果
乳がんになりやすい遺伝子を潜在的に持っていないかを見るために、採血をしてもらっていました。
今の病院に、最初にかかった時のことです。
結果は陽性。
もともと、乳がんや卵巣がん等になりやすい体質だったようです。
私が陽性だったということは、私の家族も50%の確率で同じ遺伝子を持っている、同じ遺伝子的なリスクを抱えているということです。
この結果には母も驚いていました。
家族の心配もあるので、遺伝子に関するカウンセリングを受けることになりましたが、これはちょっと先になります。
長くなるしちゃんと書きたいので、この話はまた別の記事で書きます。
今後の治療について
大まかな流れとしては、
- 妊孕性温存(卵子凍結)(2週間)
- 抗がん剤(6ヶ月)
- 手術
- ホルモン剤(5年〜10年)
という感じです。
結局妊孕性温存もやることにしたので、まず大急ぎでそれをやります。
抗がん剤は、がんがある状態で、がんの様子を見て、効いているか確認しながらやることを勧められました。
先生の指示に従うことにしました。
手術は抗がん剤の後。
順調にいっても2022年になってから、ということになります。
慌てて「入院 準備」とかで検索してましたが、その必要はありませんでした。
がんの範囲が広いので、全摘出になるようです。
がんを抱えた左胸との付き合いもあと半年。
ゆっくり覚悟を決めます。
ホルモン剤についてはまだ先の話なので、また今度。
放射線治療については特に触れられていないので、今のところやらないものだと思っています。
これはその時にならないとわからない。
とりあえず診察の内容としてはそんな感じ。
面談
診察の後は、いつも担当していただいている看護師さんと面談です。
母もいるから三者面談でした。
まず、今後のスケジュールについて追加で説明を受けました。
あとは遺伝子検査の結果に対するフォロー。
そして、ウィッグの話に。
抗がん剤を投与すると、副作用として毛が抜けてしまいます。
毛が足りない間必要になるウィッグを、早めに用意しておいた方が良いようです。
たくさんパンフレットをもらったので、たくさん悩むことになりそうです。
ウィッグ探しについても、また記事を書きます。
この後お会計をして終わり。
今回は待ち時間が少なくて、あっという間でした。
母と食事をしながらあれこれ話をして、解散。
付き添ってくれてありがとう。
次回の乳腺外科の診察は卵子凍結の後、抗がん剤治療開始の前です。
今回は、今後の治療のイメージができたのが大きな収穫でした。
だいぶ安心できたというか。
一旦は妊孕性温存に専念します。
あとウィッグ探しですね。
ひとつずつ、こなしていきます。
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