前回までの記事で、検査を受け、乳がんと宣告されるまでの様子を書きました。 今回は詳細にがんの様子を見るためにMRI検査を受けてきたので...
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またその結果や、細胞診の結果を聞きに病院に行ってきたので、その記録です。
受付~エコー
いつも通り、予約より早めに病院に到着。
まずはエコー検査です。
ぬるいジェルを胸に塗られ、超音波の機械で胸の様子を見ます。
今回は検査師さんが操作している画面を私もじっくり見ていたんですが、がんらしき部分はサイズを測ったりしています。
画面にみえる黒い影ががんのようです。
胸からそのまま脇のリンパも見られるのですが、ここでもサイズを測ったりしているのが見えました。
あれ…と思いながら診察へ。
診察
部屋に呼ばれて、MRIの結果を見せられながら「左胸の中の半分くらいにがんが広がっている」と言われました。
素人目に見てもけっこう広い範囲であることがわかりました。
これについては、自分で触っていても1、2cmのものじゃないことは分かっていたのであまり驚きませんでした。
左胸の全摘出は覚悟しましたが。
ただ、
「脇のリンパにも腫瘍がみられます」
とも言われました。
まだこれががんであると確定したわけではないのですが、一旦組織を取って検査に出すことに。
リンパから他の部位に転移していないかも確認するため、全身の検査をすることになりました。
後日PET/CT検査を受けることになったので、その様子はまた記録します。
脇のリンパまでがんが広がっている場合は、抗がん剤の治療が勧められるようです。
さらに、抗がん剤の治療をするなら、将来妊娠を望む場合、妊孕性温存(将来妊娠できる可能性を残すこと)として卵子の凍結保存をした方が良いとのこと。
まだやると決めたわけではなかったですが、一旦婦人科で説明を受けることにしました。
保険適用外であるため、けっこうな金額がかかることになりそうです。
また、私のがんは、ホルモンが悪さをして細胞が増殖するタイプのがんであることが確定しました。
なので、手術後にはホルモン剤での治療が必須になります。
もうこの時点で情報いっぱい頭いっぱい。
採血・採尿・細胞診
流れるように採血、採尿を済ませ、再びエコーを受けた部屋の前で待機。
呼ばれて中に入ってからは、横になり、脇のリンパの細胞を取ってもらいます。
やり方としては、細くてやたら長い針を脇から入れられる感じ。
入れられる前に自分でその長い針を見てしまい、「うわぁ」と引いてしまったのですが、実際の痛みとしては、普通の注射とそこまで変わらなかったです。
時間としても、わりとすぐ終わります。
面談
最後に前回と同じ看護師さんとの面談です。
診察で聞き忘れたこととかをここで聞けるのがとてもありがたいです。
PET/CT検査の説明を受けたり、卵子の凍結保存について少し相談したり。
コロナワクチンについても確認しましたが、PET/CT検査の後なら打って良いと言われました。
なるべく早いうちに打っておこうと思います。
帰り道
会計やらなんやらを済ませて、各方面に連絡をして、やっと帰り道。
この日はやたら病院での滞在時間も長くて疲れました。
何より、今までちょいちょいっと胸のがんを取ってその後頑張ればおわると勝手に思っていたところに、全身検査という言葉が重くのしかかっていました。
他の場所に転移しているかもしれない。
卵子凍結にもかなりお金がかかるけど大丈夫なんだろうか。
なんてことをモヤモヤ考えていたら大変疲れました。
冷静じゃない時に考えすぎても良いこと無いですね。
この日は自分の頭で考えるのはほどほどに、Webやパンフレットの情報を入れる程度に留めておきました。
不安も時間が和らげてくれるもので、今は落ち着いています。
今度はPET/CT検査を受けるので、その記事になりそうです。
また、よしなに。
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