本当にタイトルの通りなんですけど、最近乳がんになりました。
まだがんだと言われてから時間も経っていないんです。
ただ、今後の検査でもがんであるというところは覆らないらしいので、さっさと書き始めてしまおうと思います。
今回は、告知までの経過を残します。
健康診断
2020年11月に会社の健康診断を受けていました。ちょうど30歳なので壮年検診。
この時も超音波検診は受けていて、「右胸にさわってもわからないくらいのしこりがあるかも?」くらいのことを言われました。
C、要経過観察、6ヶ月後に受診、と書いてありました。
今回がんが見つかるのは左胸なのですが、左胸はこの時点で異常なし。
要は、この時点では何も無かったということです。
しこりに気付く
2021年5月中旬。
夜にシャワーの前になんの気無しに自分の胸をさわったら、しこりがあるのに気付きました。
左胸の乳頭の横にコリコリしたものと、そこから外側に向かって、何かかたまりがある。
右胸と比較すると、明らかに違う感触であることがわかります。
ちょうど健康診断で要経過観察だったことも思い出し、健康診断をうけた病院で乳腺外科を予約することにしました。
とはいえ気付いたのが夜だったので、この日は電話番号を調べるくらいで寝ました。
翌日、職場に会社を休むことを伝えて予約をとりました。
乳腺外科受診
実際に乳腺外科を受診したのは、しこりに気づいた翌週。
わりと早めに受診できましたが、もっと先まで予約がいっぱいになっていることもあるそうです。
気になるところがあったら、早めに病院に連絡をした方が良さそう。
超音波検査をして、気になるところがあると言われたので細胞診をすることに。
また別の日でも良いとは言われましたが、せっかくなので当日にやっていくことに。
まず乳房の下側に麻酔の注射を打たれます。
すぐに麻酔が効くので、注射を打ったあたりから器具を入れて、細胞を取ってもらいます。
どんな器具だったかとかは見えてないのでわかりませんが、麻酔のお陰で痛みは無し。
傷口に大きなガーゼのかたまりをあてられて、この日は終了。
診察は全部で30分ちょっとだったと思います。
結果がでるのが2週間後なので、また受診することになりました。
その日はお風呂に入ったり、アルコール、激しい運動はNGです。
夜に見たところ、1cmぐらいの傷でした。
傷口は大きくないけれど、深く器具をいれたからかまあまあの出血量。
私はテープでかぶれかけていたのでその日のうちにガーゼを外してしまいましたが…
乳腺外科受診、宣告
検査の2週間後、細胞診の結果を聞きに行きました。
「残念ながら悪性のものでしたので、乳がんです」
診察室に入って1分も経たないうちに、とてもあっさり告知されました。
古いドキュメンタリーなんかのイメージで、先に家族が呼ばれ、薄暗い診察室で重苦しい空気の中家族に告知されて、本人に伝えるか相談される、なんてのを想像していましたが、現代ではそんなことは無いようです。
明るい診察室で、本人に、サクッと宣告されます。
悲しみはじめる隙も無く、今後の治療についての相談が始まります。
とりあえず、担当医がメインで勤務している大学病院に移り、そのまま見てもらうことになりました。
その場で、翌日に枠を取ってもらえました。
看護師さんに「治らない病気じゃないから」「悩むよりまず、病院で相談して」と言われこの日は終了。
この後、両親、職場、パートナーに連絡をしたんだけど、この時間がいちばん辛かった。怖いのか、悲しいのか、申し訳無いような気持ちも混ざってました。
特に両親への連絡は先延ばしにすることも考えました。
でも先延ばしにしても結果は変わらない、生存率も低くないから、大丈夫だから、とこの日のうちに連絡しました。
後から、親族にがんの人がいないか医者にきかれて確認が必要になったので、先に伝えておいて良かったと思います。
実家は離れていて一人暮らしをしているので、電話での報告でした。
すごく心配させてしまっているだろうけど、落ち着いて話ができて良かったです。
この日は、悲しみに飲まれてしまいそうになる瞬間は何回かありましたが、案外落ち着いていました。
半分くらい、自分のことじゃないような感覚でした。
夜は彼と一緒にいたので、そのおかげで気が紛れていたのもあったと思います。
めちゃくちゃ長くなってきたので、続きはこちらの記事へ。
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